日々の通勤電車やバスの中、周囲の騒音で音楽やポッドキャストに集中できない…。カフェで仕事をしようにも、周りの話し声が気になってしまう…。どうせなら、もっと迫力のある良い音で映画や音楽を楽しみたい…。
そんな悩みを持つ、音質にこだわるビジネスマンや、毎日公共交通機関で移動するあなたに、ぜひ知ってほしいワイヤレスイヤホンがあります。それが、JBLのフラッグシップモデル「JBL TOUR PRO2」です。
この記事では、なぜこのイヤホンが「音質重視」「低音重視」な人々におすすめできるのか、その魅力と、実際に使って感じたリアルな使用感をレビューします。
JBL TOUR PRO2の魅力:ただのイヤホンではない
JBL TOUR PRO2を語る上で欠かせないのが、以下の4つの強力な特徴です。
1. 強力なノイズキャンセリング性能
まず特筆すべきは、そのノイズキャンセリング(NC)機能です。 装着した瞬間、まるで周囲の世界から切り離されたかのような静寂が訪れます。電車の「ゴーーッ」という走行音や、カフェでの雑踏が嘘のように、自分が聴きたい音だけに集中できます。
この強力な遮音性のおかげで、音楽や音声コンテンツのボリュームを必要以上に上げる必要がありません。結果として、小さな音量でもクリアに聴き取ることができ、長時間の使用でも耳にやさしいという大きなメリットが生まれます。
2. 魂を揺さぶるJBLの重低音
JBLといえば、やはりそのパワフルなサウンド。「低音重視」の期待を裏切りません。 JBL TOUR PRO2は、深く、輪郭のはっきりした低音を響かせます。EDMやロックを聴けば、ビートの迫力がダイレクトに伝わり、映画を観れば、爆発シーンやBGMの重厚感が臨場感を格段にアップさせます。
まさに「迫力のある音楽鑑賞」や「映画鑑賞」に最適化されたサウンドと言えるでしょう。
3. スマホ不要。ケースがすべてを解決する「スマートケース」
JBL TOUR PRO2の最大の特徴が、スマートタッチディスプレイ搭載充電ケースです。
ケースに搭載された画面をタッチするだけで、
- ノイズキャンセリングのON/OFF、レベル調整
- 音量調整
- イコライザー設定
- 再生/一時停止、曲送り
など、これまでスマホアプリでしかできなかったような詳細な設定変更が可能です。満員電車の中でスマホを取り出すことなく、手元のケースでサッとNCレベルを調整できる快適さは、一度体験すると戻れません。
リアルな使用感:ここが最高!と、ここが惜しい!
実際に使用していて感じた、リアルな「良い点」と「悪い点」を正直にお伝えします。
良い点:コンテンツ消費が劇的に向上
やはり、低音の迫力とノイズキャンセリングによる没入感は最高です。 映画やドラマを鑑賞する際、このイヤホンを使うと、まるで小さな映画館にいるかのような体験ができます。セリフはクリアに、効果音は迫力満点に。総評でも触れますが、動画コンテンツの消費が本当にはかどりました。
悪い点(注意点):没入しすぎと新たな不安
一方で、いくつかの「惜しい点」も見えてきました。
- 没入しすぎて乗り過ごす危険 これは強力なノイズキャンセリングの裏返しですが、本当に周りの音が聞こえにくくなります。通勤中に集中しすぎると、降りるべき駅のアナウンスを聞き逃してしまう可能性が(実際に何度かヒヤリとしました)
これは完全に私が悪いですね。。。 - ケース画面の不安 非常に便利なスマートケースですが、「この画面、落としたら割れないか?」という不安が常につきまといます。スマホとイヤホンケース、2つの画面を守る必要がでてきました。ケースにも保護フィルムを貼る時代が来ましたね。
- バッテリーの持ち スマートケース搭載の影響か、心なしか他のハイエンドモデルと比べて、イヤホン本体・ケースともに充電の減りは少し早いように感じます。
- 接続性 AirPodsなど、特定のデバイスとの連携に最適化されたイヤホンと比較すると、人混みやデバイスの切り替え時に、ほんの一瞬、接続が不安定になることがありました。
総評:デメリットを上回る満足感
いくつかの注意点はあるものの、総評としては「大満足」です。
JBL TOUR PRO2が提供してくれる「圧倒的な静寂」と「迫力のサウンド」、そして「スマートケースの利便性」は、他のイヤホンでは得難い体験です。
特に、移動中に騒音から解放されたいビジネスマン、通学時間を良質なインプットやエンタメの時間に変えたい学生、そして何より「低音」にこだわりたい音楽ファンにとって、これ以上ない選択肢の一つとなるでしょう。
動画鑑賞の質が格段に上がり、毎日の通勤時間が「自分だけの特別な時間」に変わりました。この体験を、ぜひあなたにも味わってみてほしいです。

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